Pavish Pattern代表のたしまです。

この度、ロゴ+Pavishで商標登録申請をしてきました。

弁理士さんにお願いせず、なんとか自力で申請資料を作成し、無事申請が完了しました!

商標登録申請するに至った経緯

クリエイターEXPOに出展した際に、以下のようなことがありました。

  • 何人もの方から、「商標登録はしてるの?まだだったら今すぐした方がいいよ。」とアドバイスをいただいた。
  • Pavish Patternのブースを見ながら、「アイデアだけ盗んで、うちで作っちゃえばいいんじゃないの。」と話していた2人組がいた。
    →「 アイデアまで保護することはできないけど、本家であるPavish Patternという名前は守れる」そうなので・・・。
  • 「ライセンスビジネスをするために必要。」と言われた。
  • 「商標登録をしてない。」と言うと契約の段階でがっくりされた。

まずは商標登録について調べてみた

商標登録の概要を知るため、以下の本を読んでみました。

上記の、社長、商標登録はお済みですか?という本は、「なめ猫」の商標登録や商標管理をされた、ファーイースト国際特許事務所の所長弁理士さんである、平野 泰弘さんが書かれています。

上記の本に書かれているとおり、本当は弁理士さんにお願いした方が良いのでしょうけど、その分の費用をできるだけ多くの区分を登録するために使いたかったたかったため、自力で調べながら申請書類を作ることにしました。

といっても間違えたり、失敗したりしたくないため、以下のプロフェッショナルの方たちに相談させていただきました。

商標登録について無料相談できるところ

独立行政法人 工業所有権情報・研修館 知財活用支援センター
→ 特許庁の中にあります。私は、上記の本やネットなどで商標登録についてある程度自分で調べた後、不明な点を聞きに行きました。最初に相談した男性がすごく親切丁寧に教えてくださいました。ただし、こちらは申請書類の書き方や申請の流れなどを教えてくださるところなので、「何で登録したら良いか」などの、経営戦略的な部分は相談できません。申請書類を作成したら、FAXで送ると添削してくれます。直接持っていって見ていただいてもOK。
(メールにPDF添付して確認していただくなどはできないそうです。)

※【注意】
上記の男性は本当に良い方でしたが、正直、中にはその態度と能力に疑問を感じざるを得ない方もいらっしゃいます。
指名して相談するのもOKだそうなので、信頼できる方にお願いすることをおすすめします。

審査方法についての相談は別の部署になります。
そちらの案内もしてくださるので、疑問に思ったことはどんどん聞いてみてください。

日本弁理士会関東支部
→ 上記の独立行政法人 工業所有権情報・研修館 知財活用支援センターの方に教えてもらいました。「何で登録したら良いか」など経営戦略的なことや、「審査に落されないためにはどうしたら良いか」などが相談できます。1回30分までですが、無料です。電話予約(0335192707)してください。

※無料なので相談するのは失礼なのではないかと不安でしたが、独立行政法人 工業所有権情報・研修館 知財活用支援センターの方によると、「失礼ではないので、気にしなくて良い。」そうです。
日本弁理士会関東支部は、特許庁から徒歩3分くらいのところにあります。
入りやすい雰囲気です。
暑い日に冷たいお茶まで出してくださって感激です!

申請書類自体は書き込む項目が少なく、作成するのは大変ではありません。
ただ、細かい決まり事がたくさんあったり、ふさわしくないもので登録しても意味がなかったりするので、最初は上記の方達にご相談することをおすすめします。
やっぱりプロの経験値はすごいです!

私も夏の蒸し暑い日に特許庁に通ったことが、良い想い出になりそうです。